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2009年11月

046:常識(冬鳥)

「常識を問う!」と落書きある机 社会思想史 最終講義

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045:幕(冬鳥)

幕間(まくあい)にそつと手を添ふ たなごころ柑子の橙(だいだい)冴ゆるを与ふ

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044:わさび(冬鳥)

わさび田に流るる水の冷たさを分け合う一日(好きかもしれぬ)

一日(ひとひ)

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043:係(冬鳥)

だれもみな帰る家(や)を持つ夕暮れを飼育係の閉じるきりん舎

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042:クリック(冬鳥)

寂しさを手なずけた君の指先が雨降る都市をクリックしてる

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041:越(冬鳥)

濁流がまた濁流を呑み込んでこの苦しみを越えてゆくのだ

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040:すみれ(冬鳥)

鳥低く飛ぶ曇天に制服の子ら別れゆく すみれのころを

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039:広(冬鳥)

最終のバスを降りれば広場はもう 海をむかえている石畳

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038:→(冬鳥)

馬走る→(やじるし)のごと黒々(こくこく)と やじるしほどかるるところまで

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037:藤(冬鳥)

真夜中の窓からしのび入る吐息 5月の藤はふくらみはじめ

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036:意図(冬鳥)

ゴルゴタの丘のくだりを意図的に読みさしたまま戻らぬ男

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035:ロンドン(冬鳥)

新しき紅茶葉の封を切る朝(あした) ロンドンの香を立ちのぼらせて

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